高崎第九合唱団 第10回海外公演 オーストリア ウィーン
2023年11月12日(日) ウィーン楽友協会 黄金の間
私たち高崎第九合唱団は11月12日に約100名の団員により、ウィーン楽友協会「黄金の間」で演奏会を開催しました。
客席は立見席まで埋まる中、赤羽団長の指揮による「日本の歌」に続いてシュテファン寺院オーケストラとの共演で「美しく青きドナウ」&「第九」を披露しました。観客のほとんどがオーストリアの方で、皆さんが表情豊かに私たちの演奏を最後まで楽しんで頂いたのがとても嬉しく印象的でした。最後の第九が終わると同時に「ブラボー!、ブラボー!!」の声が会場に大きく響きわたり、今までに経験したことのない長いスタンディングオベーションが続く中、ステージ上の多くの団員は流れる涙を拭うことなく、その様子を瞼と心に焼き付けていました。
また、アウガルテン宮殿でのウィーン少年合唱団「ブルックナー組」と歌った合同練習では、魔法にかかったように深く心が洗われる空気感に浸り、これが現実とは認識できないような心持で過ごした夢のような時間でした。最後に一緒に歌った「アヴェ・ヴェルム・コルプス」は自身の声を極力抑えて、少年合唱団の澄んだ声を聴くことに集中してしまいました。 〈事務局長 沼賀信宏〉
2023年11月12日(日曜日)
ウィーン楽友協会 大ホール(黄金のホール)
19:30開演
管弦楽:ウィーンシュテファン大聖堂オーケストラ
指揮:マルクス・ランデラー
ソプラノ:ラウラ・アイキン
メゾソプラノ:日野 妙果
テノール:ヨルグ・シュナイダー
バリトン:平野 和
合唱:高崎第九合唱団
プログラム
「ウィーンわが夢の街」 ルドルフ・シェチンスキー
「島唄」 宮沢和史
「八木節」 群馬県民謡
〈指揮:赤羽 洋子 ピアノ:飯田 裕子〉
「美しく青きドナウ」 ヨハン・シュトラウスⅡ
「交響曲第9番 ニ短調 作品125」 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーベン
21:15 終演予定