ご 挨 拶

NPO法人高崎第九合唱団 団長  赤羽洋子 

 高崎第九合唱団発声式を6月1日(木)コアホールで開催し12月の創立50周年記念・第九2回公演に向けてスタートを切りましました。一言で50年間歌い続けたと言ってもその間の歴史や思い出を振り返り始めたら枚挙にいとまが有りません。それら全ての上に立って新たに迎えた10人の新入団員と共に未来を見据えて合唱団の発展と実力の向上に全団員で取り組む覚悟を再確認致しました。新入団員も更に増加が見込まれており大合唱団としての自覚を持って活動して参ります。
 5月のメイコンサートでは3つのテーマ「夢の街ウィーン」演奏旅行中に披露する曲。第九作曲200年プレイベントとして「2000人の第九」。日本初演の「4手のピアノでの第九」。大劇場を埋め尽くしたお客様と心が通い合った楽しいメイコンサートでした。何といっても群馬県初の試み「2000人の第九」では出演団員150名、観客1850名で歌った第九は会場全体の歌声が大きなうねりとなって人類の平和と希望と勇気を歌い上げた瞬間でした。感激と感動でその場に居合わせた幸せに胸を熱く致しました。
 11月には105名の団員でウィーン楽友協会黄金の間での演奏会を目指して「音楽に国境はない」を合言葉に、民間による国際文化交流を成功させるべく特別練習に取り組んでいます。12月の第九演奏会では 第九の作曲された街ウィーンを肌で感じての演奏をお届け出来ると思います。
 高崎第九合唱団はこれからも「音楽を愛する心」を一つにして情熱と勇気と団結力で前向きにお客様に「第九」をお届けして参ります。コロナ禍でも人類の叡智がコロナに勝利した事実を表明できました。ウクライナ歌劇団との共演では世界平和を祈りました。これまでも高崎第九合唱団は団結力でこれらを成功に導きました。
12月9日(土)・10日(日) 集大成としての第九お楽しみにお聴き下さい。