私のお気に入り散歩道  赤羽洋子

合唱活動全て停止、趣味のプールも閉鎖、毎週の東京通いも禁止、八方ふさがりになった私は三密にならない散歩に気持ちを切り替えました。

毎日歩いていると新しい発見や、長年住み慣れていたのに全然知らない道が有ったり結構はまっています。晩春から初夏への季節の移ろいや風の香り、足元の草花の成長、空の色、雲の形、毎日歩いていても毎日違う風景に出会っています。

その中で特に私のお気に入りの場所をご披露します。

芝生広場

聖石橋から城南大橋間の河川敷、芝生が広がって子供がかけっこしたり、老女(私の事です)が散歩している位で静かです。川向うには城南球場や市庁舎が見え、4月中は新緑や遅咲きの八重桜が美しく深呼吸出来ます。

木漏れ日の散歩道(洋子命名)

聖石橋から八千代橋、更に乗附町方面に向かう土手下には桜並木が続きます。

最近暑くなって来たので日焼けと熱中症を考慮して探した道です。木漏れ日がキラキラ輝いて川面を渡って来る風の香りが美味しく、コロナを忘れて鼻歌が出て来ます。

城南大橋ドッグラン

芝生広場を過ぎて橋の下を潜ると「ドッグラン」が有ります。時々柵に寄りかかって元気な犬を観ています。何とその中に見慣れた顔を発見。ユリヤと愛犬「コハ」がフリスビーを追いかけて遊んでいます。私も中に入ってフリスビーを投げさせてもらいました。

高碕公園

我が家から聖石橋を渡って頼政神社から坂道を上ると公園です。今年の桜の季節は艶やかな桜を愛でる人も居ない寂しい春でした。年代物の狸がいます。子供が小さかった頃に散歩に行きました。息子の歌声が聞こえて来ました「タンタン狸の~~~」。