数ヶ月の沈黙を経て、待ちに待った第九練習が再開されました。
様々な制限と対策をした上での練習ではありますが、暮れの第九の成功を信じて、私も一歩ずつ進んで行きたいと思います。
さて、先日は緊急事態宣言中の過ごし方ということでお気に入りの散歩道を紹介しましたが、世間の皆様の間で流行っていたことが他にもありました。
その一つが“料理”です。家の中で過ごすあまりある時間を使って、普段はしない料理に挑戦する方が多かったようです。多分に漏れず、私もそうでした。
もっとも、手の込んだ料理はハードルが高かったので、手軽に出来るものばかりではありましたが。今回はそのいくつかをご紹介したいと思います。
牛乳寒天(みかん入り)
宣言中に一番作った回数が多かった料理でした。牛乳に粉寒天と砂糖を加えてひと煮立ちさせて、型に入れたらみかんを加えて冷やすだけ。
ね?簡単でしょう?(と言いつつ、最初に作ったときは粉寒天が十分に溶けておらず、うまく固まらなかったのですが)。
余計なものを加えないので、味はとても素朴でどこか懐かしさを感じます。冷蔵庫でよく冷やせば、これからの季節に丁度良いかもしれません。
フレンチトースト
さっぱりした甘味を何度か作っているうちに、何かボリューム感のあるものを作りたくなり、レシピを調べて作ってみました。
参考にしたレシピによると、厚切りの食パンを一日かけて卵液にしっかり浸して、じっくり弱火で焼くのが美味しさのコツとのこと。
最初は6枚切りの食パンで試してみましたが、いまいちボリューム感がなかったので、4枚切りで再挑戦となりました。
その厚みのせいでトーストをひっくり返すのが大変だったこと大変だったこと!その甲斐あってか、ふんわりとしたボリューム感のあるフレンチトーストが出来ました。
シュクメルリ
甘いものの紹介が続いたので、最後はビールに合いそうな料理を一品。聞き慣れない名前ですが、どうやらジョージア(旧グルジア)の料理だそうです。
たっぷりのにんにくをバターで炒めて、さらに鶏肉をきつね色に色づくまで焼いたら、牛乳とクリームチーズを加えてとろみが付くまで煮込みます。
味付けは塩とほんの少しのコンソメ、そしてこれでもかというくらい大量の粗挽き胡椒。カリカリに焼いたトーストと一緒にいただきます。
パンチの効いた濃厚な味が大変に美味しかったです。のこったソースをパスタに絡めても、これがまた美味しい!
☕ 写真を撮る人間の腕が悪いせいか、料理があまり美味しそうに見えないですね。でも、料理そのものはみんな美味しかったですよ?